登山・山歩き

【富士山展望】やや弾丸でも大丈夫?もっと楽しむための下準備

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日本を代表する霊峰、富士山は標高3,776mを誇る国内の最高峰です。

関東周辺ではランドマークとしても親しまれており、周辺の小さな山や眺めの良い建物から富士山が見えることもしばしばです。

その見え方と印象も距離や位置関係によって変化します。近くから見える裾野を大きく広げた姿も雄大で素晴らしいですが、逆に遠くから優美な全体像がコンパクトに見える様もまた味わいがあります。

しかし、一番贅沢な富士山の楽しみ方はなんといっても直接現地入りし、展望登山を満喫することに尽きるでしょう。

現地における実体験を伴う展望には、傍から眺める景色とは全く異なる感動を覚えるはずです。

そこで今回は、展望登山を前提として富士山を楽しむためのポイントをお伝えします。

晩秋~冬こそ展望登山のシーズン

富士山をはじめ、展望登山に最適なシーズンは晩秋から冬にかけてです。空気が澄んで乾燥するのでガスや雲の発生が抑えられ、その結果見渡しが良くなります。

なお関東地方の特色として、冬は晴れの日の割合が多くなるといわれています。雪に覆われた富士山を望めるのもこのシーズンならではの魅力ですね。

しかし、寒さの厳しい時節を選ぶということは登山のハードルを上げるということでもあります。

降雪・吹雪など悪天候の恐れもあるでしょう。登山に不慣れな場合は無理をせず別のシーズンを選び、ある程度慣れている場合でも冬山登りのための事前準備を十分に行いましょう。

ベストな展望のためにもベストな天気を

絶景といわれる山頂付近に限らず、富士山の展望を満喫するには天気や環境にも恵まれている必要があります。

厚い雲が山を覆っていたり、せっかく晴れていても辺りに霧やガスが充満しているようでは魅力も半減です。

余談ですが、熟練の登山マニアの中には敢えて薄曇りや霧が立ち込めるタイミングで入山し、霧のかかった樹林や草花の瑞々しい様を眺めたり、天候が回復して雲や霧が晴れるタイミングを狙い、徐々に山の姿が現れてくるダイナミックな様を楽しんだりといった通好みの嗜みをする方もいます。

しかし一般的にはできる限り危険要素を減らすべきであり、やはり晴天で見晴らしの良いタイミングを選ぶのが望ましいでしょう。

不用意な登山者に対しては決して甘くないのが富士山です。

ダイヤモンド富士を狙おう

富士山の山頂から朝日が昇る様、あるいは夕日が沈んでいく様は通称「ダイヤモンド富士」と呼ばれています。富士山頂に太陽がかかると山がダイヤモンドのように輝くのです。

ダイヤモンド富士が見られる条件は富士山が西か東の方向に見える位置で、晴天であること。

山頂と太陽が完全に重なるタイミングは1年に1~2日のみとごく限られており、展望マニアの間でしばしば話題になっています。

まとめ

展望登山は若干ハードルが高いですが、その分得られる経験、感動はひとしおです。

虎穴に入らずんば虎子を得ず、というと大袈裟ですが、やはり実体験を伴う感動は生涯忘れることのできない財産になります。

しかし登山には危険がつきものです。富士山は国内最高峰ということもあり長丁場は必至で、難易度も低くありません。

そこで事前に情報収集と準備を入念に行い、万全の体制を整えてベストのタイミングで入山することが肝要といえるでしょう。

極端な例ですが、初心者なのにいきなり「冬期シーズンにダイヤモンド富士を拝みに行く」といったようなプランは相当の危険を伴います。

夏に一度富士山を登る、もしくは冬に別の山で小手調べをしてから富士山に挑戦するといったステップを踏んでも良いでしょう。

自分の力量や経験と相談しつつ、事前の情報収集と準備を十分に済ませてから富士山への展望登山にチャレンジしましょう。

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