サイクリング

サイクリングリュックのおすすめ!悩ましい荷物問題を解決する快適バックパック6選

サイクリングでの悩みのタネとなるものが荷物。

バックポケットに入り切らない荷物はどうするべきなのか、自転車用としてどのようなバッグが便利なのか…と悩んでいる自転車乗りの方は多いものです。

そこで今回の記事では、サイクリングで便利に使えるリュックについて解説。

サイクリングリュックに必要な機能性や目的別の選び方、人気バッグブランドのおすすめ商品まで幅広くご紹介します。

サイクリングリュックとは?バッグとしての特徴と必要性

「サイクリングリュック」とは、背中に接する部分の通気性が良く、汗を逃しやすい作りになっていることが特徴。

さらに、軽量でサイクリング中も邪魔にならないことも特徴のひとつです。

カゴがついているシティサイクルであれば、カゴの中に荷物を入れておけますが、基本的にスポーツバイクにはカゴがついていません。

しかし、ボトル補給食、パンク修理用工具など、サイクリング中に持つべき荷物は意外と多いもの。

走行の邪魔にならないように荷物を運ぶためには、サイクリング用のリュックがあると大変便利です。

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サイクリングリュックに必要な5つの機能性をチェック

それでは、サイクリングリュックに必要となる機能性を確認していきましょう。

バッグを選ぶ際には、5つの機能性が備わっていることを確認してから購入すれば間違いがありません。

必要な機能性

背中の蒸れを防ぐための「通気性」

自転車を漕いでいると大量に汗をかく上に、前傾姿勢であることから背中が蒸れやすくなるため、サイクリング用リュックには通気性が良いことが欠かせません。

背面はもちろん、ショルダー部分もメッシュ素材など、通気性を改善する工夫が施されているものがおすすめです。

汗や雨から荷物を守る「防水性」

汗はもちろんのこと、雨によってリュックが濡れてしまうこともあります。

しかし、防水性能が高ければ、リュックが濡れてしまっても中の荷物が濡れてしまうことはありません。

もし防水機能がなかったとしても、レインカバーつきの防水リュックであれば安心です。

強度の高い素材による「耐久性」

スポーツ用のアイテム全般に欠かせないポイントが耐久性。

ハードな使用にも耐える生地が使用されていること、縫製がしっかりしていることなどが耐久性の基準となります。

自動車事故のリスクを減らす「視認性」

事故のリスクを減らすためには、カラフルな色を選ぶなど、視認性が高いリュックであることも重要です。

反射材が使用されていれば、夜間走行でも自動車からの視認性が高く、走行中の安全性が高まります。

走行の邪魔にならないための「軽量性」

サイクリング中に重たいリュックを背負っていては、動きが邪魔されてしまいます。

動きにくいといざというときに俊敏に動けず、事故のリスクが高まる可能性も。

サイクリング用のリュックにおいては、収納力がありながら重量が軽いことも必要な機能性です。

搭載されていると便利な機能

ご紹介した5つの基本機能は絶対に備わっていてほしいものですが、その他、次のような機能が搭載されていると、リュックとしての利便性がより一層高まります。

ヘルメットホルダー

バイク用ヘルメットをぶら下げておける機能です。

ロングライド中の徒歩移動など、ヘルメットの収納に困るシーンで活躍します。

グローブハンガー

グローブハンガーが搭載されているリュックはないようですが、グローブハンガーをぶら下げられる場所がついているリュックがおすすめ。

グローブを型くずれさせることなく、そのままの形で持ち運べるようになります。

ポケット

ポケットの数や位置は、バッグを選ぶ上で大切な要素。

細かく分かれていれば荷物の仕分けが楽になりますが、あまりに細かくわかれていると物を入れた場所がわからなくなり、反対に取り出しにくくなる恐れもあります。

初心者向け・サイクリングリュックの上手な選び方

それでは、サイクリング用のリュックはどのように選ぶべきなのか、機能性以外の選び方のポイントについて解説していきます。

3つのポイントを押さえることで、初心者の方でも失敗のないリュック選びが可能です。

失敗しないリュック選び

目的にあわせてバックパック容量を選ぼう

まずはバッグ容量を選びましょう。

サイクリングではそれほど大容量のリュックを必要としませんが、目的にあわせて過不足がないようにすることが大切です。

通勤用・通学用・街乗り用

通勤や通学、街乗りに使うのであれば、容量は小さくても構いません。

ただ普段持ち運んでいる物が入るようにサイズをチェックしておいてください。容量は10L前後がおすすめです。

ロードバイク長距離ライド用

ロードバイクでの長距離ライドなら、20L前後のリュックがおすすめ。

ロングライドでは、ボトル、補給食、着替え、自転車グッズなど、持ち運ばなければならないものが意外と多くなります。

サイクリング登山用・アウトドア用

サイクリングで登山やキャンプをしたいなど、アウトドアを目的としているなら、20~40L程度の容量を選びましょう。

宿泊するかどうか、するのであれば何泊宿泊するのか…など、アウトドアの目的により容量を選んでください。

必要な機能性が揃っていることを確認

次に、サイクリング用リュックとして必要な機能性が揃っていることを確認しましょう。

最初にご紹介した5つの機能性が揃っていれば、サイクリング用のリュックとして申し分ありません。

実際に試着して装着感を確認

サイクリング用リュックを選ぶなら、必ず試着をして、装着感を確認することが欠かせません。

ロード・クロスバイクでは前傾姿勢になることから、一般的なリュックでは快適な装着感が得られないもの。

サイクリング用のリュックであっても、試着をしてずれないことを確認しましょう。

人気ブランドからピックアップ!おすすめサイクリングリュック6選

サイクリング用のおすすめリュックサックを知りたいという初心者の方に向け、人気メーカーからおすすめの製品を6つご紹介します。

おすすめリュック

【ドイター】レースX

ドイターは背面構造が特徴的で、背中に接する部分の通気性が高いロードバイク専用リュックを多数製造しています。

その中でも「レースX」は、ベンチレーションシステムにより通気性を高めながら、サイクリング中もずれないように、体にフィットするバランス感を考えてつくられているモデル。

さらに、レインカバー付属、ハイドレーションシステム対応により、ロードバイク走行中でも簡単に水分補給を行えるようになっています。

【サロモン】AGILE 6 SET

サロモンの製品の中でも、特にロードバイク向けの機能性を持つ小型リュックです。

ハイドレーションシステムに対応しており、ヘルメットも取付可能。

3Dメッシュによって通気性も良く、安定性を高めるためにストラップやベルトが多数ついていることから、走行中にズレて不快感を抱く心配がありません。

【モンベル】サイクールパック 20

「サイクールパック 20」は流線型になっていることで、サイクリング中の空気抵抗を軽減してくれることが最大の特徴。

スピードを重視したいサイクリストにとって、最高の相棒となってくれるはずです。さらに、工具用のポーチがセットになっていて、小物収納に困らないことも魅力のひとつ。

「V.B.P.システム」によって、バックパネルに空気の通り道を作っているため、蒸れない快適な背負心地を実現するサイクリングリュックです。

【シマノ】T-17 サイクリングバック

おしゃれなデザインで日常用としても、ロードバイク用としても利用可能なシマノのTシリーズリュック。

17Lとちょうどよい容量なので、ちょっとしたサイクリングにも、自転車通勤・通学・街乗りにも適していて、活躍の場が広いことも魅力のひとつです。

レインカバー標準装備、ヘルメットホルダーつきと、機能性も申し分ありません。

メイン収納部は開口が大きく、大きな荷物もスムーズに入れられます。

【ダカイン】DAKINE 365 PACK 21L

ダカインのリュックの特徴は、種類豊富なかわいい柄とカラーが揃っていること。

サイクリング用のリュックは無地のものが多いので、女性は少し物足りなく感じてしまうことも。

しかし、ダカインであれば華やかな柄がたくさん揃っていて、寂しく感じることもありません。

21Lと大容量なので、ロングライドやアウトドアを兼ねるサイクリングでも活躍してくれます。

【モンベル】バランスライト 30

自転車リュックとしては30Lと大容量で高い収納性がありながら、468gというモンベルのロードバイク用軽量バックパック。

自転車用リュックとしては価格が安いですが、バリスティックナイロンを使用しており耐久性も抜群です。

トレールウォーターパックにも対応しており、走行中に簡単に水分補給したいという要望にも応えます。

メンズリュック以外の選択肢も?ロードバイク乗りにおすすめする自転車用バッグの種類

サイクリングに使えるバッグは、リュックだけではありません。

他にも、「メッセンジャーバッグ」や「3wayバッグ」「サドルバッグ」「サコッシュ」などの選択肢が考えられます。

サドルバッグは自転車のサドル部分に装着することから身軽に走行可能。

ただし、その他のバッグはやはりサイクリング用ではないため、通気性やフィット感などの機能性をより一層入念にチェックする必要があります。

いずれにしても、肩がけタイプのバッグは短距離のサイクリングや、街乗り用として区別して使うことがおすすめです。

自転車ライドには必須!目的にあったサイクリングリュックで自転車ライフを満喫しよう

カゴのついていないスポーツバイクでは荷物の積み場に困りますが、サイクリング用のリュックがあればたくさんの荷物もひとつのバッグの中に収められます。

ロードバイクでは「身軽さと機能性」を両立させることが大切になるため、リュックだけでなく、携帯を接するための自転車用スマホホルダーなどを設置すれば、さらに快適に走行することも可能です。

今回の記事ではおすすめのサイクリング用リュックをご紹介しましたが、最適なサイズ感やフィット感などは人それぞれ好みが異なるものです。

完全防水など機能性も高いバイクパックも発売されているので、それぞれ詳細情報を確認しながら快適なサイクリング環境を整えていきましょう。

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