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日本アルプス登山は初心者でもOK?!聖地に挑戦する基礎知識

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日本アルプスと呼ばれる2,000~3,000m級の高峰が連なるこの一帯は、登山愛好者にとって聖地ともいうべき憧れのエリアです。

一部には登山道が整備されていたりロープウェイが設営されていたりと、初心者にも優しいエリアや標高の低い山もありますが、やはり3,000m級の山ともなると攻略は容易ではありません。

ここでは日本アルプスを訪れるにはどのように準備し、身構えを整えればよいかを考えていきましょう。

日本アルプスの概要

そもそも、日本アルプスとはどういったものかを押さえましょう。

日本アルプスは、飛騨山脈・木曽山脈・明石山脈という3つの山脈の総称です。

都道府県の位置でいうと、新潟・富山・山梨・長野・岐阜・静岡の6県にまたがる壮大なスケールです。

歴史的な経緯としては、鉱山技師ウィリアム・ゴーランド、宣教師ウォルター・ウェストンという2人のイギリス人によって「日本アルプス」という呼称が与えられ、その存在が広く知られることになったとされています。

日本アルプスの主な特徴として、1年の半分は雪に閉ざされるという点が挙げられます。

しかも登山道を阻む雪が解け、気候的にも快適といえるのはおおよそ7月中旬~10月上旬の間に限られます。

それ以降は雪が降り始めるため天候判断が難しくなることから、この時期以外は雪山専用の装備が必要なエキスパート向けの超難関と化してしまいます。

また、おしなべて日本アルプスでは登山の行程が長くなるため、日帰りが困難である場合が多いです。そこで宿泊先、もしくは長い行動時間を確保するプランが必要になるでしょう。

夜行バスのメリット

先に述べた「長い行動時間を確保するプラン」に該当する選択肢の1つとして、夜行バスを提案します。

熟睡しづらい、個室でない、足が伸ばしづらいといったデメリットはありますが、もしも寝付きが良いなどの理由でこれらが苦にならない場合は非常に有用です。

その理由として、乗り換えの手間がなく現地に直行できることと、早朝に現地入りできるため長い行動時間を確保できるという大きなメリットがあります。

特に最近では登山口まで直行できるという、登山用の夜行バスも運行しているので要チェックです。

宿泊プランのメリット


次に「宿泊先を確保して行動するプラン」について触れます。

日本アルプスほどの有名どころであれば山域に山小屋がある可能性は高く、これを足がかりに1泊以上のプランを練ることにすれば随分気分も楽になるはずです。

体力や行程に合わせてルート上の山小屋を選択し、出発前に予約を入れておきましょう。

山小屋の喧騒が苦手だという場合は登山口近くの街で宿泊するのも良いでしょう。個室を確保できればリラックスの効果はグッと高まります。

一方、山小屋宿泊のメリットは縦走登山などの道中で下山せずに宿を取ることができるという点で、特に2日以上の長いプランを予定している場合には非常に有効といえるでしょう。

山小屋の特徴とマナー

宿泊施設の中でも、山小屋は独特の位置づけです。基本的に個室や入浴施設はないものと考えるべきで、ホテルと同じ感覚では利用できません。

複数名が布団を並べて寝るといういわゆる雑魚寝のスタイルで、男女相部屋になる場合もあります。

個室が利用できるケースもありますが別料金が発生するほか、繁忙期には対応を断られることもあります。個室を当てにする場合は事前確認が必要でしょう。

なお、滞在時のマナーとして不必要な騒音は立ててはいけません。多くの人が同じ空間を共有するため、荷物は前夜のうちにまとめておき、朝方になってガサゴソと音を立てることのないように配慮しましょう。

また、日中であっても就寝中の利用客はいるものです。会話をする場合は談話室に移動しましょう。

まとめ

日本アルプスを訪れるに当たっては、1つの山だけを標的にするよりも複数の山を巡るケースの方が多いと考えられるため、主に1泊以上のプランを想定して記事をまとめました。

一般登山期間わずか3ヶ月程度という、年に一度あるかどうかの限られたチャンス。有意義に活かしたいですよね。

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