登山・山歩き

登山初心者の服装は?山歩きで失敗しない選び方の基本

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今回は山歩きから始める登山初心者をターゲットに、山歩きに最適な服装をご紹介します。

例えばTVでタレントが山を散策するような番組の場合、随分と軽装でオシャレなことも多いですよね。それは本格的な登山ではなく、山歩きレベルの内容で企画を組み放送しているからです。

服装や装備は目的や用途に応じたものでよいのです。短時間で日帰りのハイキング程度であれば、プロ仕様の服装や道具を揃える必要はありません。

特に山歩きのレベルであれば動きやすく、ある程度丈夫で汚れても構わない服装を用意すればOKです。従って最初はデニムにスニーカーでも構いません。

しかし、山歩きに適した服装とはどのようなものかを理解しておくに越したことはありません。

そこで、この機会に最適な服装をチェックしましょう。

汗との付き合い方を覚えよう

山歩きのウェアに必要な機能は「吸汗速乾性」です。

よりわかりやすく述べると、「汗をよく吸ってすばやく乾く」ということです。

注意すべきは単に汗をよく吸うだけではダメという点で、なかなか汗が乾かないようだと水分により濡れた生地が肌に張り付き、その結果どんどん体温が奪われていってしまいます。

特に風の強い時などは深刻で、体温の低下がいっそう進み低体温症を引き起こすことさえあります。

そのため、汗の逃し方は最重要課題であるといえるでしょう。

肌から吹き出る汗をすばやく吸収し、速やかに空気中に放出・発散できれば生地もベタつかず、結果として体温の低下を防ぐことにつながります。

レイヤリングを意識しよう

汗と体温の関係をおわかりいただけたところで、発汗量の抑制、調整の必要性をお伝えします。

山歩きの場合は厚手の衣服を1枚着るよりも、薄手のものを重ね着し、必要に応じてさらに脱ぎ着することによって体温調節を図ります。

このような重ね着のシステムを「レイヤリング」といいます。

レイヤリングでは体温調節に加え、熱や汗をうまく衣服の外に放出することが肝要です。これを踏まえて山歩きに相応しいコーディネイトを考えましょう。

季節に応じたコーディネイトを


普段着の例でいえば、デニムやコットンのTシャツだと水分を吸った後、乾きにくいだけでなく重くなってしまうため長距離の歩行には適していません。

これを踏まえ、季節に応じて最適なコーディネイトの例をご紹介します。

春夏だとメッシュ素材のアンダーウェアにTシャツ、ショートパンツにタイツを組み合わせるのが良いでしょう。

Tシャツはジップアップ式のものだと熱を逃がす際に便利です。ショートパンツは速乾性だけでなく、撥水性もあればベストです。

秋冬だと保温性も重要です。アンダーウェアは多少汗をかいても体が冷えにくいウール素材が良いでしょう。

アウターは防水、防風機能のあるジャケットが望ましく、パンツは保湿性のある中厚手のロングパンツがオススメです。

ストレッチ性が高く、歩きやすいものだとなお良いでしょう。

グローブやマフラー、帽子などで露出箇所を減らすのもお忘れなく。

まとめ

山歩きにおける服装術の基本は、吸汗速乾性と体温維持のコントロールに尽きます。

特に汗との付き合いは大切で、汗によって体温は変動します。レイヤリングが意味を持つのもこのためです。

しかし、だからといって登山用の服装が決まっているわけではありません。ポイントとしては上記のような機能をクリアしていればよいのです。

技術の進歩や登山客からのニーズにより、随分とスタイリッシュな衣類も市場に流通するようになりました。

特に最近では女性の登山客も増え、なんと「山スカート」といったような従来では考えられないアイテムも登場しています。

このような最新の商品はスタイルだけでなく機能性も非常に計算されており、正に研究の賜物といえるでしょう。

昔ながらの登山スタイルにこだわる必要はありません。服装術の基本を押さえつつ、まずは山歩きを楽しみながら自分らしい登山スタイルを作っていきましょう。

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