登山・山歩き

初心者でもガチ登山靴で大丈夫?知れば後悔しない種類と選び方

更新日:

登山用具といえば何を思い浮かべますか。大きなナップザック、寝袋、雨具…どれも正解です。

しかし、真っ先に揃えたいのはシューズです。理由は単純明快で、「登山の基本動作は歩行だから」です。

また、ナップザックや雨具であれば専用のものとはいかないまでも、日常使いのものが家にありますよね。

寝袋もキャンプを張るような本格的なプランでもない限り、まず差し迫って用意する必要はありません。

とはいっても、上記のような消去法ではなく登山靴を最優先でプッシュするべき積極的な理由も必要です。

そこで今回は、登山靴の必要性や特徴などに焦点を絞ってまとめていきます。

登山靴の必要性

登山靴の必要性をもう少し詳しく述べていきます。登山における道中の行動といえば、8割がたは歩行です。

敢えて走ることは稀ですし、岩場や斜面など手を使う場面があるのは当然ですが、それ以外の動作はほとんど二足歩行です。

だったらウォーキングシューズでもいいじゃない、と思ってしまいますよね。

では何が違うのかといえば、登山靴は山特有の路面に最適化された造りになっているという点です。

登山道は凸凹が多く、岩や木の根も露出しています。

石が転がっていたり、ザラついた砂地の斜面があったり、あるいは平地でも水に濡れて滑りやすくなっていたりと、何ら問題のない道というものはほとんどないと考えるべきです。

そのような悪路に強いのが登山靴なのです。滑ることなく地面をしっかり捉える感覚、これは何物にも代えがたい安心感につながります。

また、登山靴は疲労軽減の面でも効果があり、底面に接地時の衝撃を吸収するクッション材が挿入されているので長時間の歩行にも耐えうる構造になっています。

以上の理由から、登山靴には日常用のシューズと大きな違いがあるといえるでしょう。

足も汗をかく


手と同様に足からも汗が出ています。靴に関する知識のある人以外にはあまり知られていませんが、足からの発汗量は1日当たりで実に200ml。

日常用シューズで何時間も歩き続けていたらインソールに汗が溜まって靴自体が重くなりますし、靴下は蒸れ、疲労や不快感も一段と強くなるでしょう。特に登山において、汗は体温低下につながる危険要因です。

登山用シューズはそんな問題にも対応しています。防水透湿素材を採り入れており、外部からの雨や水分を防ぐ一方、内部の汗や蒸気を排出する仕組みになっているのです。

こういった目に見えない工夫が随所に見られるのも登山靴の特徴です。

ハイカットとローカットの違いは

登山靴のデザインにおいても、日常用シューズと同様にハイカットとローカットのタイプがあります。

まず、ハイカットの特徴は高いサポート力です。不整地面を歩く際に足首を固定させ、足全体をしっかり包み込みます。このため、長時間の歩行でも疲れにくいというメリットがあります。

次にローカットですが、こちらは軽さが特徴です。登山靴の恩恵を受けつつも、スニーカーに近い感覚で扱える点がメリットといえるでしょう。

行程や距離、時間に応じて両者を使い分けるのが理想ですが、やはり上級者向けの本格的な登山に向いているのはハイカットです。

グリップ力、サポート力が一定以上必要な場面が出てきます。しかし中級者向けの山までであれば、ローカットでも概ね対応できるでしょう。

またそれぞれ価格相場も違うため、登山の経験に応じてローカット⇒ハイカットの順に買い足していくというステップを踏んでもよいでしょう。

まとめ

登山靴の特徴と種類についてまとめてみました。日本人は欧米に比べて靴に関する知識や興味の度合いが薄いといわれています。

靴は第二の心臓ともいわれるほどに大事なパーツです。これはむしろ登山においてこそ、いっそう強調すべきでしょう。

優れた登山靴と、それを正しく履きこなせる知識があれば決して山も怖くありません。

-登山・山歩き
-

Copyright© SOLORE[ソロレ] , 2020 All Rights Reserved.