登山・山歩き

冬の低山は初心者に最適?!趣味として気軽にはじめられる山歩きの魅力

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「危険は避ける」「リスクは最小限に」と言われていることもあり、冬期は登山には向かない、いわゆるオフシーズンだとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

そこで受け皿となり得るのが低山です。その名の通り標高が低いこともあり、積雪・降雪の度合いが比較的少ないため、ある程度の装備で対応できる場合が多いのです。

ただし、決して「低山=難易度の低い山」ではありません。

さらに低山ならではの危険も潜んでいます。そこでまずは低山の特徴などを把握し、冬でも登山を楽しめるように備えましょう。

低山とは

実のところ低山に関する厳密な定義というものは存在せず、その位置づけには諸説あります。

しかし暗黙の了解のような漠然とした解釈は存在しており、概ね標高1,500m以下の山を低山と呼ぶことが多いようです。

冒頭で少し触れた通り、低山は冬でも比較的対応がしやすく、上級者が扱うような重装備でなくとも登山可能な場合が多いのが特徴です。

具体的には、軽アイゼンやチェーンスパイクを用意する程度で概ね対応できるでしょう。

トレッキングポールもあればなお安心です。

冬山の魅力

冬期の山には独特の魅力があります。空気が澄み渡り、春夏よりも眺望が良くなります。普段は天高く生い茂る樹林もこのシーズンだけは葉を落とし、視界が一気に開かれます。

そしてなんといっても、降雪時にはあらゆるものが雪化粧をまとった神秘の世界に生まれ変わります。見事山頂まで辿り着けば、雪を冠った周囲の山々を望むことができるでしょう。

市中でさえもそうであるように、同じロケーションでも冬場では一気に緊張感や神秘性が高まります。自然の宝庫である山においては言うまでもないでしょう。

このように聞くと、冬だからといって山を避けてしまうのはもったいないという気が起こってきませんか。

低山ならではの危険もある

冒頭で、低山は難易度が低いとは限らないという旨を述べました。標高だけでは難易度を判断できないように、低山ならではの危険やリスクというものも存在します。

まず、道に関する特徴です。低山は地元の人の生活圏に入っている場合があり、農道や林道などとつながっていることも多く分岐が豊富です。

また登山道が整備されていなかったり、標識が設置されていなかったりといった初心者泣かせのコースも少なくありません。当然路面のコンディションもまちまちですので、周囲に気を配りながら歩く必要があります。

次に、眺望の問題です。低山には樹林帯がつきもので、晴天ても薄暗く見通しが悪い場合が多いでしょう。このため、方向感覚を失って順路を外れてしまうリスクもあります。

ただしこの点については、葉が落ちる冬期はある程度緩和されるかもしれません。

最後に、一番強調しなければならないのが油断です。標高が低いという先入観により、どうしても気が緩みがちです。

ある程度登山の経験を積んだ中上級者ならばおわかりの通り、標高が高くても順路が明確で、路面や登山道が整備された山は時間さえかければ踏破できる場合が多いものです。

しかし、低山はそういった条件が揃っていない場合が多々あるのです。

「高峰を沢山こなしてきたから、この程度の標高の山なら楽勝!」などと高をくくっては痛い目に遭う可能性があります。

先述の通り、低山には道迷いや遭難につながる要因が非常に多いのです。

まとめ

低山の魅力よりも危険性の方を伝える記事内容になりましたが、それも低山を存分に楽しむべく用意周到に備えていただきたいという願いからです。

敵を知り、己を知れば百戦危うからず。孫子の兵法にある通りです。

低山の危険な面を把握し、自らを過信することなく臨めば低山を快適に堪能することができるでしょう。

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