シュノーケリング

サーフェスダイブは集大成?!部分的なテクニックを一連の流れのなかで実践

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今回は「サーフェスダイブ」について解説します。

サーフェスダイブとは文字通り水面から水中に潜る技術ですが、単独の動作ではなく潜水・遊泳・呼吸など複数の動作を組み合わせたトータルな技法を指します。

つまり初歩的なシュノーケリング技術の完成形であり、個別に学んだ動作を総合的に使いこなす必要があります。

部分ごとには難なくこなせた技術も、一連の動作としてひと続きの流れの中で実践するとなれば案外つまずいてしまいがちです。

そこで大事なのが、事前に仕上がりのイメージを描くことです。技のつながりや連続性を理解し、完成形を鮮明に思い描くのです。

完成度の高いサーフェスダイブを仕上げるためのコツをお伝えします。

複数の動作を組み合わせる

サーフェスダイブは複数の動作を組み合わせた内容で構成されています。

ヘッドファーストダイブ、フィンスイミング、スノーケルクリアという3つの技術です。これに耳抜きを加えれば完成です。

まずは潜水技術の3要素を続けてスムーズにこなせるようにしましょう。

ヘッドファーストダイブで潜水し、フィンスイミングで遊泳します。水面まで浮上したらスノーケルクリアで排水し、最後はラッコ立ちで停止しましょう。

成功のポイントは、一連の動作に関する完成イメージを鮮明に思い描くことです。

さらに身体の動かし方や、それぞれの動作を起こすタイミングを客観的な視点で把握すればグッと完成に近づけます。

動作に耳抜きを組み合わせよう

一連の動作がスムーズにこなせるようになったら、次に耳抜きを手順の中に組み込みましょう。

耳抜きを含めてできるようになれば文句なく実戦レベルです。

手順の中で耳抜きをするタイミングは水面から潜り始める時と水中で並行潜水を始める時で、その理由は水圧が大きくのしかかる節目だからです。

特に水面から潜り始める時の耳抜きは重要です。

水圧が一気に増すタイミングということもあり、潜る動作と耳抜きを同時にこなす必要があります。

ただし最初は耳抜きをうまくこなせなくとも、手順として両者を同時に行うことを意識づけるのが肝要なので、必ず潜水と耳抜きをセットで練習しましょう。

耳抜きについては追って精度を上げていけばOKです。

1サイクルを余裕を持って反復しよう

ヘッドファーストダイブのゴールは、確実かつ余裕を持った状態で上記のサイクルをこなせるようになることです。

仮に1サイクルできたとしても耳抜きが不完全だったり、焦って余裕のない精神状態だったりという場合は成功とはいえません。

なぜなら練習の段階で不完全であれば、実戦で問題なくこなすことはできないからです。

必ずトラブルやアクシデントを招き、最悪の場合は生死に関わります。

ヘッドファーストダイブを1サイクル終えたら、そのまま水面に浮かんで息を整えましょう。

そして再び耳抜きしながら潜水を行います。慣れない間は、このサイクルを続けざまに行うのはお勧めできません。

焦らずに息を整えながら反省点を振り返りつつ、次のサイクルに向けて準備するというリズムを作りましょう。

小休止の際にはラッコ立ちなどの立ち姿勢を取らず、水面にプカプカ浮くようにするのがポイントです。

立ち姿勢は水中で態勢を維持するのにエネルギーを使うため、息を整えるには不向きです。

潜水のポイントは重心移動

潜水の要は何といっても重心移動です。

イルカなどの水生動物があれほど見事なダイビングをこなせるのは、自身の身体を使ってうまく重心移動を行い、水の浮力に勝る重力を操っているということです。

頭を先に沈めることによって水面上に残った背中や尾にかかる重力を下方向に集中させているのです。

つまり私達人間も、水生動物に倣って同様の動作を行えばよいわけです。

サーフェスダイブのスタートはヘッドファーストダイブからです。

頭を水中に沈めたら、水面上に残った背中、お尻、足の順に重心を移動させることを意識しましょう。

イルカの潜水動作にグッと近づくはずです。

まとめ

ヘッドファーストダイブは初歩的なシュノーケリング技術の集大成です。

個別に学んだ点の形の技術が線としてつながる瞬間です。

個別の技法に立ち戻って復習する際にも、完成形としてのヘッドファーストダイブを念頭に置きつつ取り組めば、成果は大きく上がるでしょう。

スポーツ理論の1つとしてイメージトレーニングが確立しているように、完成形をイメージして練習すれば非常に大きな効果が得られます。

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