登山・山歩き

登山にいい膝サポーターって?下りはダメージ大?酷使する痛みから開放されるアイテム

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普段は健康であっても、登山をすると膝が痛むという方はとても多いもの。

そして、つらい痛みを少しでも和らげたいという方におすすめしたい登山用アイテムが「膝サポーター」です。

今回は登山用アイテムとして人気の膝サポーターの種類や機能性、おすすめの商品について解説します。

膝サポーターにはさまざまな種類があるので、こちらの記事を参考にして、ご自身に合ったものを選んでください。

登山でのつらい膝痛…その原因とは?

登山でひざの痛みに悩まされる方は非常に多いもの。

「普段は痛みがないのに…登山中だけどうして?」と疑問に思われていませんか?

実は登山では屈伸の動きが多く、無意識のうちに膝に大きな負担がかかっており、その負担によって関節周辺の筋肉に炎症が起きることが原因です。

まず、山を登るときに脚の筋肉と膝は酷使されます。それによって筋力が低下すると筋肉の粘着性が低くなり、膝への衝撃がいつもより増すことに。

その状態で、着地時に膝に大きな負担がかかる「下山」のタイミングが訪れ、ヒザの痛みが現れやすくなります。

膝痛予防に効果的!膝サポーターの機能性と効果

登山でのひざの痛みを軽減させるためには、サポーターを活用することが効果的。

膝サポーターをつけただけで下りのときの痛みがなくなったという声を聞くほどです。

登山における膝サポーターの機能性は、主に次の2つとなっています。

膝サポーターの機能

屈伸時の膝への負担を軽減する

膝サポーターをつけると膝が固定され、屈伸のときの関節のぐらつきが抑えられます。

膝に負担がかかりがちな屈伸の動きをサポートすることで、無意識のうちにかかる負担を軽減。この効果によって、下山時のつらい痛みがなくなることも少なくありません。

転倒時の怪我を予防する

登山時・下山時には転倒のリスクが付きまといますが、膝サポーターは転倒時の怪我から膝を保護するという役割も担っています。

特に、筋力が低下している下山時は転倒のリスクが高まるもの。膝サポーターをつけていれば、万が一転倒してしまっても怪我を予防できる可能性が高まります。

登山用膝サポーターには4つの種類がある

登山のときに使える膝サポーターには4つの種類があり、支柱つきのサポーターはさらに3種類にわけられます。

ここからは、膝サポーターの種類について見ていきましょう。

膝サポーターの種類

タイツ型膝サポーター

タイツ型の膝サポーターは非常に一般的で、生地が薄く、日常的に使用していても違和感がありません。

履くだけで良いので手軽で、洋服やタイツの下に装着することも可能。保温効果による痛み軽減作用も期待できます。

ズレやすいことがデメリットですが、テーピング機能のついたものであれば安心です。

マジックテープ型膝サポーター

マジックテープで巻きつけるタイプのサポーターは、膝に対する固定力が高いことが特徴。

膝を怪我したときにもおすすめです。締め付け具合を自分で調整できるため便利ですが、膝全体と周辺を広く覆うため、汗による蒸れが気になる可能性があります。

バンド型膝サポーター

バンド型の膝サポーターを装着する目的は、膝の皿の安定感を高めること。

好みに応じてフィット感を調整できることと締め付け具合が自由になることがメリットで、サポーター自体が細く皮膚に接する部分が少ないため、登山のように汗をかきやすい状況でも蒸れが少なくなります。

支柱つきの膝サポーター

サポーターの中に金属の支柱が入っているタイプ。膝関節を金属で固定するため、サポート力が高いことが特徴で、怪我をしたときや激しい運動をするときなどに最適です。

支柱つきの膝サポーターは、さらに3種類に分けられます。

履いて装着するタイプ

「タイツ型膝サポーター」に支柱がついたタイプです。

薄手でフィット感があり使いやすいですが、サイズを間違えるとサポーターとしての効果が半減してしまうので、サイズ選びは慎重に行ってください。

巻いて装着するタイプ

「マジックテープ型膝サポーター」に支柱がついたタイプ。

マジックテープ型よりもさらに固定力が高まりますが、生地の重さも増し、洋服の上からでも装着していることがわかるほどです。

ハイブリッドタイプ

足元から履いてから膝に巻きつけるタイプです。固定力が高いため、靭帯損傷などの怪我をしたときに使います。通常の登山では使用されません。

登山で膝サポーターを使うときの4つの注意点

登山で使える膝サポーターにはさまざまな種類がありますが、実際に活用するときは、次のような注意点に気をつけてください。

登山中に膝サポーターが邪魔な存在にならないように、注意点をよく把握しておきましょう。

注意点

サイズ選びを間違えないようにしよう

膝サポーターにはサイズがあります。特に、タイツ型膝サポーターと履くタイプの支柱つき膝サポーターは、締め付け具合の調整ができません。

サイズが大きすぎるとサポーターとしての役割を果たさず、小さすぎると窮屈で動きにくくなります。

サイズはS・M・L・LL・3Lなどさまざまに用意されているので、寸法を確認し、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

伸縮性・ストレッチ性・通気性を確認

登山時の膝の動きを邪魔しないように、伸縮性が高いこと、ストレッチ性があることは欠かせません。

また、快適に登山を行うためには、通気性の良さも確認するようにしてください。

通気性の良い登山ウェアを着ていても、サポーターの通気性が悪ければ汗が溜まってしまいます。

装着感を得るためにはサポートタイツの下に履こう

こちらはタイツ型膝サポーターの注意点です。

膝サポーターのフィット感を重視するなら、サポートタイツの下に装着するのがおすすめ。

タイツ型膝サポーターはズレやすいので、サポートタイツの上から履くと膝へのサポート力が低くなることがあります。

通気性を重視するならサポートタイツの上に履こう

タイツ型膝サポーターのフィット感を得るには、サポートタイツの下に装着することが基本です。

しかし、フィット感よりも通気性の良さを重視するなら、サポートタイツの上から履くこともひとつの方法。

上から履いても全く効果がないということは考えにくいので、状況や好みによってどちらにするか選びましょう。

登山者から大人気!おすすめの膝サポーターランキングTOP3

登山時の膝への負担を軽減してくれる膝サポーター。

多くの商品の中から選ぶとすれば、どれを選ぶべきなのでしょうか?

こちらでは、登山者からの人気が高いおすすめ膝サポーターを、ランキング形式で3つご紹介します。

人気の膝サポーター

1位【ザムスト】EK-3

マジックテープ型の膝サポーターです。ザムストからは何種類もの膝サポーターが発売されていますが、EK-3は強すぎない適度なサポート力を持った商品。

ザムスト独自の「アクティブ樹脂ステー」によって、固定力があるのに屈伸の動きを妨げず登山に適しています。

装着が簡単なところも特徴であり、膝の上下についているマジックテープを止めるだけで装着完了。左右兼用なので左右をつけ間違える心配もありません。薄手なので洋服の下につけていても目立たず手軽に使えます。

2位【モンベル】サポーテックニーサポーター

モンベルのタイツ型膝サポーターです。最大の特徴は、テーピングの理論に基づき開発されたことで、下山時のサポート力が高まっています。

筋肉が疲弊している下山時は膝の痛みが現れやすいですが、テーピング効果によって膝を適切にサポートしてくれるので痛み軽減に効果的です。

また、履き心地にこだわっていることもモンベルらしい配慮。シームレス設計により縫い目がなく、装着中に違和感や不快感を抱きにくく、ポリエステルが多めの素材で速乾性が高いところもポイントです。

3位【ミズノ】登山用ひざサポーター

ミズノのマジックテープ型膝サポーターは、「登山用」として販売されています。

もちろんスポーツ用としても使用可能ですが、登山専用として開発されているため膝の動きを固定するのではなく、関節や筋肉をサポートすることを重視しているこの商品。

行動中の体の動きを邪魔することなく、スムーズに脚を動かせることが最大の魅力です。

理学療法の考えを取り入れていることからもわかるように、登山での体の機能性をサポートする、本格派の膝サポーターと言えます。

リーズナブルに揃えたい方におすすめの膝サポーター

登山でおすすめの膝サポーターを3つご紹介しましたが、「もっと安く購入したい!」という方もいるのではないでしょうか?

そこでこちらの項目では、1,000円以内で購入できる膝サポーターをピックアップ。

まずは一度試してみたいという方は、安価な膝サポーターで効果を体験してみましょう。

安価な膝サポーター

100均の膝サポーター

100均で販売されている膝サポーターは、費用対効果が高いと評判になっています。

特にダイソーで購入できるタイツ型膝サポーターは、生地も比較的しっかりしていて、ストレッチ性が高くズレにくい良品。

「数日つけていたら膝の痛みが楽になった」という声もあがっています。腰用、手首用なども用意されていてバリエーションも豊富です。

ただし、サイズがMとLの2種類しかないことが難点。100円と安いので、お試し用として購入しても問題がない価格です。サイズ感の参考として購入してみても良いでしょう。

バンテリン膝サポーター

手軽な膝サポーターとして人気なのが、ドラッグストアなどで購入できるバンテリンの膝サポーター。

締めつけ具合はキツめで、膝を曲げた状態から伸ばそうとするときのサポート力が高いと言われています。

実際に、バンテリンの膝サポーターを装着して登山をした方の話によると、「痛みが現れるのは遅くなったが、やっぱり痛くなった」とのことです。

多少の効果は期待できるでしょうが、痛みがゼロになるというわけではありません。

登山時の膝の痛みがそれほどひどくない方であれば、バンテリンでも良いかもしれません。

楽天の登山用膝サポーター

楽天では種類豊富な膝サポーターが販売されていますが、2枚組840円で販売されていた立体編みの膝サポーターをご紹介します。

立体編みとのことで膝へのフィット感が高く、ズレたり、めくれたりせず好感触。

伸縮性・通気性・吸汗性に優れているため、登山やスポーツなど、汗をかきやすい場面に適した商品です。

使用した方の感想を見ると、膝の痛みがなくなったという方もいるので効果は期待できます。

また、厚手で暖かいので保温用サポーターとしても使用可能。ランニングなどにも使えて、安価ですがおすすめできる商品です。

膝サポーターと一緒に使いたい登山用アイテム

登山に膝サポーターを取り入れれば、膝への負担は大きく軽減されます。

しかし、さらに負担を軽減したいということであれば、他の登山グッズと組み合わせることがおすすめ。

トレッキングポールとサポートタイツ、膝サポーターの3つが揃えば、膝への負担は最大限に軽減されます。

膝の負担が減るグッズ

トレッキングポール

トレッキングポールとは、登山のときに使う杖のことです。

1本で使うT字型タイプ、2本で使うI字型タイプの2種類がありますが、いずれも登山時の負担を腕へと分散させることで、膝や脚の筋肉にかかる負担を大幅に軽減できます。

脚の筋肉だけ使って登山をするよりも支えとなるトレッキングポールを使ったほうが、脚が楽になることは当然です。

転倒防止のための支えとしても使えるので、使ったことがない方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

サポートタイツ

サポートタイツは脚全体を締め付けることによって、筋肉や関節をサポートし、動いても疲れにくい状態を作り出す登山アイテムです。

種類によっては、加圧によって血流を改善し、登山時のむくみを軽減してくれるタイプもあります。

サポートタイツと膝サポーターを組み合わせれば、膝関節はさらに強固に固定されるようになります。

膝の痛みだけでなく、脚全体を疲れにくくしてくれるアイテムなので、ひとつ持っていると大変便利です。

まとめ

登山時に膝の痛みを感じる方は少なくありません。

しかし、自分にあった膝のサポーターを上手に活用することで、つらい膝の痛みが軽減されるケースは多いものです。

今回の記事では、膝サポーターの種類や使用するときの注意点などをご紹介しましたが、ぜひこれらを参考にして登山時に取り入れてみてください。きっと、膝の痛みが和らいでいることに気づくと思います。

もし、膝サポーターをつけても痛みがひどいという場合は、トレッキングポールやサポートタイツなど、他の登山グッズと組み合わせてみましょう。

あなたにあった組み合わせを見つけ、今までよりも快適に登山を楽しんでください。

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