登山・山歩き

【登山計画の立て方】初心者でもできる!?プランニングの基本は3W1H

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今回は登山計画の立て方、いわゆる「登山プランニング」についてご紹介します。

ビジネスの場合、綿密なプランができあがればその仕事は8割終了したも同然といわれています。

登山も同様で、プランニングのクオリティが高ければそれだけいっそう登山の成功率も高まります。

このように書くと大げさに聞こえますが、プランニングのポイントはわずか数点に絞られます。

ごく簡単ですので、これから登山を始めようと考えている人も是非ご一読ください。

登山プランニングの基本は「3W1H」

英会話の基本は5W1Hといわれています。これは登山プランニングとよく似ており、考え方そのものは全く同じといっても差し支えないでしょう。

これを踏まえ、登山プランニングの基本は「いつ」「どこへ」「誰と」「どうやって」という4点です。

ちなみに英語にすると“When”“Where” “With Whom”“How”に相当します。プランを練るに当たって、計画に穴がないかを4つの疑問形で埋めていくという要領です。

そこで、3W1Hに沿ったプランニングの要領を順番にご紹介していきます。

いつ?

まずは3Wの1つ、Whenに当たる疑問です。「いつ?」という、時期に関するプランですね。

季節やシーズン、さらに仕事の休日などの要素が関係します。

山の気候に関する一般的な事例として、標高500m以下の山では春や秋は過ごしやすいですが、夏は山麓と同様にとても暑いです。

その一方、冬は高峰ほど積雪が厳しくありません。

また標高2500m以上の高峰であれば夏は涼しく快適ですが、冬は積雪や吹雪の恐れがあり、専用の装備や相応の経験が必要でしょう。

また山の自然に関する見どころとしては、新緑や紅葉、山の花といった季節ごとの特色や魅力があります。

それぞれの見頃に合わせて登山すれば、素晴らしい景色を楽しめるでしょう。

このように山のシーズンや見頃、見どころを考慮しつつ、自分の休日や予定のない日などとの兼ね合いを考えて時期をプランニングする必要があります。

どこに?

次に同じく3Wの1つ、Whereに当たる疑問です。

「どこに?」という、行き先に関するプランですね。一口に登山といっても、まずはどの山にするのかを決めねばなりません。

行き先の選定に当たっては、距離や目的を考慮しましょう。

これを定めることによって日帰りにするか、それとも宿を取るかといったプランの大枠も決まってきます。

距離が遠いので一泊しようとか、あるいは近場だけどゆっくりしたいから山頂と麓で二泊しよう、などといった具体案が浮かんでくるはずです。

誰と?

3Wの最後の1つ、With whomに当たる疑問です。「誰と?」という、同行者に関するプランですね。

家族、恋人、友人、同僚。選択肢は様々でしょう。自分1人でも構いませんが、特に山に慣れていない内は登山の経験のある人と同行するほうが望ましいといえます。

もし仮に登山経験者を見つけられなくとも、一緒に山に登りたいという希望者が現れればそれでも十分です。その人と登山仲間になり、少しずつ経験を積んでいけばよいのです。

どうやって?

最後に1HのH、Howに当たる疑問です。「どうやって?」という方法論に関するプランで、具体的には経路や手段を指します。

現地までの交通手段、さらには登山先現地での経路や乗り物利用の有無など、当日の行動の要となるプランニングといえるでしょう。

まずは登山先までのアクセスについて決めなければなりません。

マイカーで行くのか、電車やバスを利用するかを決める必要があります。

同行者の有無、人数、荷物の量によっても左右されるでしょう。マイカーであれば交通規制や駐車場などの交通事情、公共交通機関であれば時刻表や運行状況の確認も必要です。

また登山先現地での行動について触れると、山によっては登山ルートが複数用意されているところもあります。

ケーブルカーやリフトが設営されている場合もあるでしょう。そこで目的に応じてベストの経路と手段を設定する必要があります。

シーズンによって山の見どころや見頃は変わるため、特に大事なプランニングといえるでしょう。

まとめ

以上、プランニングこそが登山の基本であることをお伝えしました。

英会話の5W1Hを引き合いに出しましたが、これは日本語での会話でも当てはまりますし、さらにいえば日常生活やビジネスでも同じことがいえます。つまりプランニングは全ての行動の基本なのです。

行き当たりばったりで生きるのではなく、綿密にプランを立てて行動できる人はあらゆる場面で高い成果を上げますし、不測の事態でプランが崩れた時でも適切な状況判断を下せるでしょう。

その意味でも、登山プランニングとはとても知的な行為なのです。体力だけでは登山はできないということもいえるでしょう。

裏を返せば、体力のない人でもプランニングによって十分に登山は可能になります。

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