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自転車ルートの作成方法は?サイクリングにハマった自転車乗りのガチ解説【完全版】

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「自転車でまだ見ぬ土地に行ってみたい!」と考えている方には、ご自身でサイクリングコースを作っておくことをおすすめします。

近場であればふらりと出かけても良いのですが、遠方であればロードの情報を集め、ルート作成をした方が安心。

この記事では、自転車のルート作成方法や便利なサービス・無料アプリなどをご紹介しながら、自分でコースを作成するための方法を解説します。

自転車のルート作成方法は?自分でサイクリングコースを作る

それではまず、自転車ルート作成方法を解説していきます。

目的地や行ってみたい場所を決めて、自分でサイクリングコースが作れるようになると、サイクリングの楽しさがさらに高まっていくのでぜひ挑戦してみてください。

step
1
まずは情報を集めて目的地を決める

ルート作成の第一歩は、自転車で行ってみたい目的地を決めることからです。

目的地を決めるための方法はいくつかありますが、次の3つのいずれかから考えることをおすすめします。

  • 絶景ロードを目的とする(海・山・川・湖・植物など)
  • 観光地を目的とする(建築物・祭・イベント・スポットなど)
  • グルメを目的とする(各地のB級グルメ・名産品・名店・その日食べたいものなど)

その日の気分にあわせて3つのポイントから考えると、比較的簡単に目的地を決められます。

step
2
近くの行きたいスポットを探す

目的地を決めたら、スタート地点から目的地の間にある、行きたいスポットを探しましょう。

前の項目でご紹介した3つのテーマに沿ったスポットでも良いですし、グーグルマップなどでおすすめのスポットを探しても面白いものです。

step
3
目的地と経由地をつなぐ

目的地と行きたいスポットが決まったら、まずはスタート地点から目的地までのルートをつなぎ、その間に立ち寄る経由地をルートの中に組み込んでください。

点と点を線にしていくことで、自然と自転車のルート作成が完成していきます。

step
4
ルート距離の確認をする

自転車ルート作成が終わったら、必ずルートの距離を確認しましょう。

行きたいスポットが多くなりすぎると、最終的な走行距離が思わぬ長さになってしまうことも。

出発地から目的地までの距離だけでなく、経由地を含めた総合的な距離を測定して、サイクリストとしてのレベルに見合っていることを確認します。

step
5
道路状況の確認をする

ルート距離に問題がなければ、最後にルートの道路状況を事前に把握しておきます。

グーグル・アースの航空写真サービスを利用するとわかりやすいですが、もちろん、地図や自転車旅行マップ、現地の人から調査した内容を参考にしても構いません。

道路状況を確認し、自分のレベルで特に問題がないと感じられれば、自転車のルート作成は完了です。

自転車のルート作成には地図サービス・アプリが便利

自転車のルート作成の考え方について解説しましたが、すべての作業を住宅地図上で行うことは大変なこと。

そこで、ルート作成に活用したいのが「地図サービス」や「ナビアプリ」です。

ここからは、サイクリストに欠かせないおすすめの地図サービスと地図アプリをご紹介します。

ブラウザで使える!人気の自転車ルート作成サイト

まずはブラウザで使える自転車ルート作成サイトのご紹介です。

サイト上でルート作成ができるため、スマホやもちろん、タブレット、パソコンなど、お好みの端末でルートを作成しましょう。

ブラウザでできるルート作成

ストラバ

「ストラバ」はサイクリストにとって定番の地図サービスです。

フィットネスを目的としているため、通常のナビサービスよりもサイクリスト向けのルートを作成しやすいことが最大の特徴。

使い勝手は少々変わりますが、アプリ版も用意されています。

ストラバは、出発地と目的地をクリックして結べば過去のデータなどから自動的にルートを作成してくれるので、自転車のルート作成経験がないという初心者の方にとって非常に便利です。

さらに、経由地をクリックすると、より良いと思われるスタート地点へと自動補正してくれる機能なども搭載されており、快適に走れる自分だけのサイクリングコースを作ってくれます。

ルートハブ

「ルートハブ」は、「ルートラボ」から移行したいという方から高い人気を誇るサービスです。

サイクリスト御用達だったルートラボビューワは、2020年3月31日にサービスを終了してしまいました。

ルートハブはルートラボからコピー&ペーストでデータを移行できることから、ルートラボの代替サービスという位置づけを獲得。

さらに「ガーミン」のサイクルコンピューターにルートを送信できることも、多くのサイクリストから「使いやすい」と支持を得ている理由です。

ルート作成は3ステップで完了するほど簡単で、作成したルートは標高により色分けされるため、コースの難易度を想定しやすくなっています。

GARMIN CONNECT

「GARMIN CONNECT」は、前の項目で触れた「ガーミン」が提供しているサービスです。

同じ企業が提供しているサービスだけあり、ガーミンのサイクルコンピューターにデータを送信するなら、GARMIN CONNECTを使うのが順当。

ルート作成機能も優れていて、ブラウザ上で目的地と経由地をクリックしていくだけで、簡単にルート作成ができます。

もちろん、パソコンからだけでなくスマホのブラウザで作ることもでき、スマホアプリも提供されているため、ガーミン製のサービスだけでルート作成&ルート確認が可能です。

自転車大好きマップ 全国版

「自転車大好きマップ 全国版」は、その名の通り、自転車向けに特化したルート作成サービスです。

サイクリングコース作成専用のサービスだけあり、作成した地図上に駐輪場・トイレ・公園などのスポット情報を貼り付けることができます。

さらに「自転車で走りやすい道」「未舗装の道」「きつい坂」など、道路の状態にあわせてコースを色分けする機能も搭載。

作成したルートはユーザー全員が見られるようになっており、走行データを記録したり、掲示板を活用したりと、サイクリングの情報共有も可能です。

自転車のルート作成ができるだけでなく、サイクリングに関する情報を網羅したコミュニティーサイトです。

ナビタイム

地図サービスとして知名度の高い「ナビタイム」は、2019年11月13日から「サイクリングコース作成機能」を提供し始めました。

ナビタイムの地図上で出発地や目的地をクリックすると、自動的にサイクリングに最適なルートが表示されるというもの。

フリーワード検索から地点を決めることもできるため、詳しい場所がわからないスポットも簡単にルートに組み込めます。

そして、ナビタイムの自転車ルート作成機能では、総走行距離や最大標高、平均斜度なども自動計測して表示。

消費カロリーまで自動的に計算してくれるので、作成したサイクリングコースの難易度がわかることもメリット。登録も不要で全体的にユーザビリティに優れたサービスです。

日本の都道府県道一覧

「日本の都道府県道一覧」はサイクリングルート作成専用ではありませんが、日本各地の「道路」を地図上に表示してくれるサービスです。

目的とする道路をクリックすると、地図上にコースとして表示されるというシンプルなサイトで、大通り優先で走りたいという方などにおすすめ。

交差点の標識などもわかるようになっているため、道に迷うことは防げるでしょうが、その他のルート作成機能はありません。

あくまでも「全国の道を地図表示してくれる」だけのサービスなので、細かな経由地などを含めたルートを作成するなら他のサービスを使いましょう。

Ride with GPS

「Ride with GPS」もルートラボの代替サービスとして注目を集めています。

地点を次々とクリックしていくだけでルート作成ができるという、サイクリングコース作成サービスにおける定番の使い方であることから、馴染みやすい挙動のサービスです。

他の人が作成したルートも閲覧可能であり、ルート作成の参考にするのもおすすめ。

ただし、Ride with GPSは英語版しか提供されていません。さらに、国内の自転車ルート作成で「Cycling」の設定にすると、うまく機能されていないこともデメリット。

2つの点から慣れるのに多少時間がかかるかもしれませんが、その他の機能は優れています。

bikemap.net

「bikemap.net」は海外のサイクリングルート作成にも対応したサービス。

目的地と経由するポイントを適当にクリックし、「Draw route along roads」というボタンを押したまま作成したルートをクリックすると、自動的に近くの道路の形に沿うように編集してくれます。

総走行距離や斜度を表示してくれるだけでなく、ルートの標高をグラフで表してくれるので、サイクリングコースを作成するためにうってつけ。

国内だけで走行する人なら、他の国産サービスを利用したほうが便利でしょうが、海外で自前のサイクリングコースを走ってみたいという方におすすめです。

スマホで簡単!自転車のルート作成ができる無料ナビアプリ

それでは次に、自転車のルート作成ができる無料アプリをご紹介していきます。

スマホだけでルート作成を完了させて、走行中もスマホでナビを見たいという方の希望に応える、便利なアプリをピックアップしました。

ルート作成ができる無料アプリ

グーグルマップ

無料ナビアプリの定番である「グーグルマップ」。

徒歩や車で移動するときのナビとして使っている方も多く、周辺地点検索機能もあることから、ほとんどの方のスマホにインストールされているのではないでしょうか。

そのため、インストールする手間がなく、すぐルート作成に活用できるという手軽さが最大のメリットです。

しかし、グーグルマップはサイクリングコース作成機能がなく、自転車用のルートが見つからないこともしばしば。

自転車で目的地に行く場合の所要時間もわかりません。標高や斜度、高度が表示されることもなく、細かな走行ログを得たいという方には物足りないアプリです。

ヤフーマップ

「ヤフーマップ」はグーグルマップとニーズを二分するナビアプリとして有名。

しかし、サイクリングコース作成のために利用するなら、グーグルマップよりもヤフーマップの方が問題なく表示されると言われています。

出発地と目的地を設定すれば、自動的にルート作成ができる使い勝手の良さはグーグルマップと同様です。

ただし、やはりサイクリング専用アプリではないため、稀に自動車専用道をルートとして表示してくることがあります。

身近ですぐに使える気軽さがあるナビアプリですが、ルート作成をしたら、道路の情報をよく確認してから走りましょう。

ゼンリンいつもNAVI

地図情報の調査や地図の販売を行っているゼンリンが提供している「ゼンリンいつもNAVI」。

地図調査の会社によるアプリだけあり、地図の正確さに定評があります。

アプリとしては初めて「ゼンリン住宅地図」を搭載しているため、地元の住宅街でサイクリングコースを作りたいという方にもおすすめです。

自転車専用のルート作成機能もあり、公園・コンビニ・道の駅・トイレなど、サイクリング中に立ち寄る可能性の高い場所のスポット検索が可能。

他の地図アプリでは地図の情報量が少ないと感じているなら、ゼンリンいつもNAVIを使ってみてください。

MAPS.ME

「MAPS.ME」はオフライン機能を搭載するナビアプリです。

長距離サイクリングに出掛けた結果、スマホに通信制限がかかってしまった…という事態を防げるため、通信データ容量が気になる方におすすめ。

サイクリング専用ナビではないものの、サイクリングモードも搭載されており、他のナビアプリでは表示されない細かな地点も表示されるところが魅力です。

GPS機能によりオフラインで国内外を問わず利用でき、都市の交通データも取得可能。

登り坂・下り坂の判別もできるようになっているため、ご自身のレベルに合わせたサイクリングコースを作成できます。

ルータン

「ルータン」というアプリ名は「ルート探索」の略称。自転車ルート検索を目的としており、サービス提供を終了した「ルートラボ」からのデータを検索できるアプリです。

コース検索をすると、コース名・総走行距離・最大標高差・獲得標高などとともに簡易的な地図が表示され、初心者の方でも一覧から行きたいルートを選択可能。

高低差や斜度も確認でき、ルート上に雨雲マップを重ねることもできることから、サイクリングのルート検索アプリとしてはかなり優秀です。

自転車ナビタイム

ナビタイムでは目的ごとにさまざまなナビアプリを提供していますが、「自転車ナビタイム」はその名の通り、サイクリングのナビゲーション機能に特化したアプリです。

基本的にはナビアプリですが、スタート地点とゴールを検索するだけで自動的にルート作成してくれる機能も搭載されています。

ただし、無料版の自転車ナビタイムでは、検索地点からルート作成をし、ナビをしてくれるだけ。

高低差や獲得標高を確認したり、走行記録を保存したりと、サイクルコンピューター機能を求めるなら、有料版の方が使いやすくなっています。

strava

ブラウザで使える地図サービスの項目でもご紹介した「ストラバ」のアプリ版です。

stravaはルート作成機能・アクティビティの記録機能・コミュニケーション機能など、多彩な機能が利用できるサイクリング専用アプリです。

ただし、ルート作成機能に関しては、「ブラウザの方が使いやすい」という声があることも事実。

慣れや向き不向きの問題もあるでしょうが、ストラバアプリは操作性に少し癖があると言われています。

位置&コース情報確認に必須!揃えておきたいスマホツール

スマートフォンアプリを利用すれば、自転車のルート作成からナビまで一連で利用できて大変便利なもの。

しかし、サイクリング中にスマホを使うためには、次のようなツールを揃えておきましょう。

準備したいツール

モバイルバッテリー

万が一、スマホの充電がなくなってしまっても、モバイルバッテリーさえ持っていれば安心です。

特に、遠方のツーリングコースを走る際には、日帰りであっても必ず持っていくことをおすすめします。

スマホバッテリーケース

モバイルバッテリーが重い、接続が面倒だと感じるなら、スマホバッテリーケースが便利。

モバイルバッテリーとケースが一体になったタイプで、スマホをケースに装着しているだけで充電ができるという優れものです。

スマホホルダー

自転車に乗りながらスマホをチェックするのは、事故の確率を高める危険な行為。

走行中にスマホをチェックしたいなら、自転車にスマホホルダーを取り付けてください。

スマホホルダーにスマホを装着すれば、サイコンのように使えます。

自転車ルート作成専用機「サイクルコンピューター」もおすすめ

スマホホルダーをご紹介する項目でお話した「サイコン」とは、「サイクルコンピューター」の略称です。

より充実したサイクリングライフを送りたいなら、スマホアプリや地図サービスよりも、サイクルコンピューターを準備しましょう。

サイコンの特徴

サイクリングに特化した性能を持つ「サイクルコンピューター」とは?

「サイクルコンピューター」とは、地図データを収録しており、ルート作成・コースナビ・走行データ記録・平均勾配チェックなど、サイクリングに特化した機能を搭載する小さな機器のこと。

地図サービスの項目でご紹介した「ガーミン」のサイコンが有名です。

サイクルコンピューターの特徴的な機能

サイクルコンピューターの機能は販売元により多少異なりますが、本格的なサイクリングを行うための機能はほぼすべて備わっています。

平均速度や持久力などトレーニング時のパフォーマンスや、体の環境への適応度なども分析できるほか、盗難防止のバイクアラームまで搭載されていて、クロスバイクには欠かせないアイテムです。

サイクルコンピューターのメリットとデメリット

サイクリングに便利なサイクルコンピューターですが、メリットだけでなくデメリットも存在します。

購入を検討している方は、デメリットも知ってから、どの方法で自転車ルート作成をするか決めるようにしてください。

メリット

サイクルコンピューターのメリットは何と言っても、コンパクトサイズにも関わらず、サイクリングに必要な機能がほぼすべて揃っていることです。

ナビアプリや自転車用の地図サービスは一長一短ですが、サイクルコンピューターなら高精度のGPSデータも利用でき、「足りない」と感じられる機能はないと思われます。

デメリット

次にデメリットとなることは、価格が高いということと、画面が小さいということです。

ガーミンのサイクルコンピューターは、スタンダードモデルでも約40,000円。

機能性は高いものの画面は小さく、解像度は246×322とスマホには遠く及びません。

せっかく地図が表示されていても、画面が小さすぎてよく見えないと感じられる可能性もあります。

遠出をするなら自転車ルート作成をして安全&快適に

自転車のルート作成をしたことがないという方でも、今回ご紹介した地図サービス・ナビアプリを利用すれば、誰でも簡単にルート作成ができます。

ルートラボで自転車ルート作成をしていた方にとっては、終了後の代替サービスを探すためにも役立ったのではないでしょうか。

おすすめツーリングコースの旅に飽きたら、自分でルート作成をしてもっと自転車を楽しみましょう。

スポーツ用のアプリ提供数は多く、ギア計算を行ってくれるという個性的なものまで。他にも役立つアプリを探して、サイクリングライフを充実させていってください。

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